2007年3月29日木曜日

春の宵は柔らかですね

2007.03.29 13:21



 千金の価値というが、
 本当につくづく頷ける歳(年齢)になった。

 ぼくは与謝蕪村の春の句に好きなものが多い。

 一番ぴったり来る蕪村の解説(研究)は

  


 与謝蕪村の小さな世界

  著者の他の本

  蕪村の細やかな季節感に触れると
  成熟した江戸時代の町人文化の凄味さえ感じる。

 それに比べられたら困るけれど、

         

 所用で妻が実家へ去んだ夕べ、

 手持ち無沙汰で台所で手酌で呑む厨酒も

 春の宵に似合う気がします。

 

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