2014年8月30日土曜日

俳句  秋燕

#俳句



  降りたてば風吹ける駅秋つばめ

  秋燕群れたち去ねば空褪せて


  #季語 #yoshida, #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #秋燕

2014年8月23日土曜日

トラック525万台分の土砂で埋め立てる計画 沖縄の美しい海を壊さないで!!!!





ツイッターから:辺野古の海を埋めるな。

Twitterから  辺野古の海を埋めるな! 官邸前。




2014年8月21日木曜日

俳句 百日紅老ひて子无きも生きてあり

#俳句



   百日紅老ひて子无きも生きてあり


    さるすべり おいてこなきも いきてあり

#haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #季語 #百日紅 

2014年8月20日水曜日

俳句 星月夜ちいさき村の星月夜

#俳句



  星月夜ちいさき村の星月夜

  #haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #季語 #星月夜

2014年8月18日月曜日

俳句  野の百合を探し倦ねて午后の雨

#俳句  友を思って




  野の百合を探し倦ねて午后の雨

  咳ひとつ残さで消えし織女かな


 *やっと出来た。一ヶ月遅れ。
 #haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #季語

2014年8月16日土曜日

俳句 敗けつつもにいにい蝉の京の夏   母の聴いた『玉音』放送






   面伏せぬやがて明るく暑かりきと 

   敗けつつもにいにい蝉の京の夏

 #俳句 #季語 #haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo 
*大阪生まれだがその日は京都東山の陶工の家に居た母とわたし。
 陶器製の手榴弾など作っていた当時の清水焼界隈だ。
 空襲に備えての家屋取り壊しに駆り出された母達。 
父は陶器貨幣の本格製造の推進に躍起になっていた矢先だった。
 その努力は一日で無に帰し戦争は終わり敗者の現実認識が日本を覆った。

2014年8月15日金曜日

俳句 秋袷夕陽のやうに母消えて

#俳句



 申し訳なき初盆や床臥り

 秋袷夕陽のやうに母消えて


 -床臥り:とこぶせり

 #季語 #haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #初盆 #秋袷

2014年8月14日木曜日

俳句 河童忌の闇より居間へ戻り猫

#俳句
山本くんきもいていうのんは人格否定やないで。
存在様態の評価やんか(笑)




          河童忌の闇より居間へ戻り猫


#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #yoshidam #季語 #河童忌

2014年8月13日水曜日

俳句 ひとり子の夏や数へて星尽きず





   ひとり子の夏や数へて星尽きず 


#俳句 #haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #季語

2014年8月12日火曜日

俳句 星飛ぶや幸村討たれの落ちたりの




  星飛ぶや幸村討たれの落ちたりの


  #俳句 #haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #季語

2014年8月6日水曜日

俳句 炎天の底なる白き反戦歌


#俳句 GAZAで軍事行動を止めろ。虐殺を止めろ。




 炎天の底なる白き反戦歌

#haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #季語 #炎天

https://pbs.twimg.com/media/BuD2LdoCYAA0G8C.jpg:large

俳句  二度転けぬフロアに氷又溶けゐ

#俳句




 二度転けぬフロアに氷又溶けゐ

 蝉鳴きて物を干すこれ は わたし


#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #yoshidam #蝉

2014年8月5日火曜日

俳句 短夜 日盛りに子を兵とせり戻らざり

#俳句 短夜 祖母に




 日盛りに子を兵とせり戻らざり

 日盛りの路上のほめき遠き影

 短夜や鯉なりに泥を泳ぎ行く

  #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #yoshidam #短夜 .

#俳句 扇風機に添い寝のついでヴァヴィダブビュー

#俳句





 扇風機に添い寝のついでヴァヴィダブビュー

 鱧の皮たばこが息(や)んでにじゅうねん

 夕立にものを思わぬ若さかな

 #haiku #yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo

 #季語扇 #風機 #鱧の皮 #夕立

俳句 些かなる貯金下ろすや蝉時雨

#俳句



 些かなる貯金下ろすや蝉時雨

 海暮れて小さき雷の渡りけり

 西瓜切る夏へこころの旅せしか

 天道虫雪子の指の白きこと

 酸漿や数へ直すもつみはつみ

 #haiku #yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo

 #季語 #蝉 #雷 #西瓜 #天道虫 #酸漿

俳句  いのちこそ消え垂んなんと又花火

#俳句



 いのちこそ消え垂んなんと又花火

 #jhaiku #fhaiku #haiku #kigo #yoshidam #季語 #花火

  垂んなんとす=なりなむとす

俳句 庭花火終りし闇が残りけり

#俳句

 庭花火終りし闇が残りけり


 #jhaiku #fhaiku #haiku #kigo #yoshidam #季語 #花火

俳句 大暑なり犬痩せ犬の顔をして

#俳句 



 大暑なり犬痩せ 犬の顔をして

 草いきれ白きてふのみ遍在す

 ツラ憎きひと来去らざり夏の道 


 #haiku #jhaiku #fhaiku #季語 #kigo #yoshidam #夏日 #大暑 #草いきれ

俳句 もの盗む子も混じりたり夕焼けて

#俳句



  烈日や匂硝子を擦りて嗅ぐ

  夏の雲何も要らないから父を

  もの盗む子も混じりたり夕焼けて

 #戦争の記憶 戦災孤児たちとほぼ同世代。

 匂硝子(においがらす)は今のアクリル樹脂だろう。 木
ぎれに擦り付けると甘い匂いがした。
焼け跡のがらくたのなかから見つけ宝物だった。

 辞書には載っていないスラングかジャーゴンにあたる幼児語かも。
俳句に使うことばではないだろうが敢えて。

勿論戦争は知らない。
 だが戦争の傷跡の記憶ならいっぱいある。
それを忘れず思い出すことに意味がある時代になったようだ。

 だから下手でも書いて置きたいと思っている。

 戦災で親を亡くした子供は他人事ではなかった世代。
母方の祖父母は店も家も大空襲で失った。
もし大正区で同居していたらどうなっていたか分からなかった。

 子供時代は近所の子はみな一緒に遊んでいた。
 年齢の違い男女の違いも問題にならない遊びもあった。
年上の子は年下をフォローできていた。
 悪い子もいたがそんな子が年下には優しかったりした。

何が美であるか不分明な時期を生きていた少年期。
 手品のような悪事に目を見張り胸をとどろかせ
大きくなってから不思議な気持ちでその子らのことを思い返した。
ハックルベリーもトムソーヤーも傍にいたのだった。

 思えば詩が土の上で発酵しているような場所があった。1950年前後。

ちょっと触るくらいしかできない記憶の塊。

匂いガラス:http://gozou.nicomi.com/memo/etc/01.html
同名のドラマ:http://youtu.be/QBURu95vEo8


 .

 #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #yoshidam #季語

俳句  もしか夕焼けと振りむく時ひとり

#俳句

  もしか夕焼けと振りむく時ひとり








 #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #夕焼け

俳句 原発止めて




  原発を止(や)めてと浴衣子と母と


  イチエフよ真夏の夜の夢ズシリ





 #haiku #jhaiku Fhaiku #yoshidam #kigo #季語 #浴衣 #真夏の夜の夢 #俳句

山郷は谷の掛樋の絶え絶えに水恋鳥の声聞ゆなり

#西行

 山郷は谷の掛樋の絶え絶えに水恋鳥の声聞ゆなり

 やまさとはたにのかけひのたえたえにみつこひとりのこゑきこゆなり

 #saigyo #tanka #jtanka #短歌

 みずこひとり:赤翡翠(あかしょうびん)のことという。

「平和のために」戦争に備えろという少年教育を市教委が後援


  未来へ繋ごう平和の絆、だって?

  戦車や大砲や戦闘機や軍艦が平和のシンボルか~

  「戦争呆け」した頭には凸レンズの像のように

  全てが逆立ちして見える。