2007年3月27日火曜日

柿の木に柿実る、何の不思議なけれど…

2006.10.29 21:09
柿が今年も熟れ始めた。食べ時のものもある。
柿はビタミンCが豊富な果物なのに、
この頃は若い人はあまり食べないのか、
売れ行きは伸びていないそうだ。

柿の葉を6月頃に採集して、80度くらいの温度で蒸すと、酵素が活動を止める、蒸し器から降ろして、風を当てながら十分縒りをかける感じで揉み込む、そうしてお茶に作りあげる。

これが柿の葉茶である。

ビタミンCとカテキンのたっぷり入った健康茶で、
これを毎日お茶代わりに飲めば風邪を引かないし、
アレルギーにも強くなる。
昔から柿が実る頃医者は休業というそうだ。

ぼくは電子レンジとオーブントースターを併用する方法で、
即席「製茶」で柿の葉茶を作ってすぐ飲む。
まあ、8月頃までだけれど。

住んでいるところが京都のお茶の産地なので、
近所には道ばたに雑木としてお茶が自生しているので、
採集してきては自家焙煎ならぬ自家製茶。

その日の分をその日の朝作ることが出来る。

番茶と割り切れば今だって葉を採れる。

栽培の茶の木ではないので「完全無農薬」の茶。

西式健康法では、
この柿の葉の茶を毎日飲用する。

最近たっぷりの水を摂ることをやかましく言うようになったが、
昔から水と柿の葉茶(ビタミンC)の常用を教えていたのだから、
西勝造はすごい。

ぼくらの青年時代は、

運動中は水分を摂ってはならん、

と言われていた。

が、西は人間の体の本質を見抜いていたので、

毎日1升(約2㍑)飲むべし、
飲める体質になれ

と指導していた。

ぼくもそれに学んでいるわけ。

水のことと並んで、
排泄便通のこと、
皮膚の鍛錬。

みな現代医学が今やっと解明し始めているのだから
西の直感と洞察と仮説はたいしたものだと感心する。

ぼくは西勝造の追従者ではないが、
学ぶところの多い偉人だと思う。

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