俳句 息白く影もつひとや冬の月

#俳句　

　息白く影もつひとや冬の月
 　
　もくもくと夜が餅くふ寒さかな
 　
　雪時雨夜の発車の声遠し
 　　

　#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

俳句 猫の日向冬日遷りて終りけり

#俳句　＃追憶

猫の日向冬日遷りて終りけり
　
辛夷通り名付けし君に冬の接吻
　
鶴橋の屋台の冷えを詩語とせり
　
哀しみは空家に過(よぎ)る冬星座
　
　

　*過る：よぎる。立ち寄っていくこと。
　
#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語




　酒ちびる程にかじかむ小指かな
　
　鶴橋に熱き酒あり肉焼けて
　
　熱燗に温めむ身もて高架下

　居並べば熱き酒乞ふ顔となり
　
　とびとびに痛む記憶に寒夜酒
　　
　*小指：大阪弁で、こよびというひともいる。　
　*ちびる：ここでは、ちょっとずつ飲むの意。ちびちび（と飲む）の動詞形。
　*昔結婚間もなくは鶴橋近くの玉津というところに住みました。下戸の私を置いて妻は取材と称して鶴橋の屋台へよく行きました。親爺ギャルなんていう言葉のまだなかったころにオッサンにまじって舐めるように飲んでいました。寒くなると屋台へ迎えに行って一緒に帰った夜道を思い出します。

俳句 物言はぬ妻と凩聴く時間

♯俳句　♯冬の日

　物言はぬ妻と凩聴く時間

　炭火熾し窓物語好し長し

　何ぞ優し無為の冬日の人の影

　変り無き炬燵蜜柑の嬉しさよ

　*熾す：いこす、はいこる。関西弁で火を起こすこと。炭をいこすすなど
　*優し：やさし。うしではありません。
　*何ぞ：なぞ。nansoがnazoに。

俳句 人生のシミ余白まで冬日浴ぶ

#俳句

　人生のシミ余白まで冬日浴ぶ
　
　これがまあ己れ難儀な冬の坂
　
　冬たちぬ残陽に向く樹の無口
　

　

　
　
#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

俳句 友のまま果てしか烈し師走風

♯俳句　♯冬の蝶

　友のまま果てしか烈し師走風
　
　そといへど寒さにことばつい強く
　　
　蝶迷ふ雲の去来を背に迷ふ
　
　われとなき心に映ゆる冬の蝶

　
#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

#‎短歌‬　二首　残日雑記

 若き日に一緒に撮りし一枚のやうに恥じらひ朝日に竝らぶ

 黒髪に若やぐきみを忘れさう見知らぬ沈黙目の前へ立つ


 ‪#‎tanka‬ ‪#‎jtanka‬ ‪#‎ftanka‬ ‪#‎老人病‬

俳句 逢はでゐる逢いたきひとや秋刀魚焼く

#俳句

 ひとりごち後は秋刀魚の焼くるまで

 逢はでゐる逢いたきひとや秋刀魚焼く


 #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

短歌 何時だって独りのときは明るいね尾花に化った狐よ狐

‪#‎短歌‬

歩いてる拳つくって野道を独り対戦者有たないのにな


何時だって独りのときは明るいね尾花に化った狐よ狐


 ‪#‎tanka‬ ‪#‎jtanka‬ ‪#‎ftanka‬

俳句 風の門は揺れ起つ草ぞ秋櫻子

#‎俳句‬ ‪#‎Haiku

‬ 　風の門は揺れ起つ草ぞ秋櫻子

　此の地より戦有らせず七十秋

　鰯雲を掃く如きデモの声

　明日も見ゆ明後日もまた鰯雲

‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo

俳句 国会の門閉じたまま秋の朝日

2015/09/19早暁

 とうとう夜明けまで抗議は続けられた。

　若者ら夜明の秋に美となりぬ

 皆口々に終りでなく始まりの始まりだと…

 未来問う出立の朝秋晴れて

 国会の門閉じたまま秋の朝日

.

深夜の自主的な「討論　自分大学、自分学問」が続いていた。

平和な未来を世界と日本に確保するための問い。

僕はこの人たちを尊敬せずにいられない。

共感と愛を持って見つめたい。

平和と民主主義の火を未来へ次ぐ者よ。

俳句 若者の自分も連れて秋天下

‪#‎俳句‬ ‪#‎haiku‬

何ぞ動いで立つときのアキアカネ

訴うと決め街路へ秋の色深む

若者の自分も連れて秋天下


‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬

俳句 夏雲におーいと呼びて影となり

‪#‎俳句‬　‪#‎季語‬

遠き日の益して遠くへ蝉時雨

夏雲におーいと呼びて影となり

迷彩のＴシャツ着終え庭花火

亡き人を映せ忌日の朱夏の池

かき氷躬中の永遠へ溶け堕ちぬ

希望とはと窓辺明らめ夏の空

今日のごと明日(あした)も凛と夏桔梗

つまべにの爆ぜてほつれし遺稿かな

海暮れぬ越後上布に酒の染み

猫耳もひとを待つらし浴衣着て

鬼灯の鬼は亡き者水を乞ふ

八月の声蝉でゐて君ならず

残り蛍仄かなるかなふつと消え

ふたりゐし昔や今に鳳仙花

紙に撒くむかごは常に角まろし

街へ行かうむかごの面の吾が憤怒

‪#‎俳句‬　‪#‎季語　#yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo

是が今の「タカ派に乗っとられた自民党」の姿だ。

若者の不安と怒りを受け止め考えるより先に、全否定するバカ議員。
是が今の「タカ派に乗っとられた自民党」の姿だ。
大丈夫か自民党と揶揄されても人権感覚もたない政治家に明日なんてないだろ。

安保法案反対高校生渋谷デモ５０００人

御用メディアが取り上げない安保法案反対高校生渋谷デモ、 東京新聞は一面トップの扱い。 #teensSowl #戦争法案反対 #アベ政治を許さない

https://twitter.com/twryossy/status/628031450906931200

https://www.facebook.com/takashi.morizumi/media_set?set=a.10205123629309570.1073741875.1209393433&type=3&hc_location=ufi

俳句 暴挙をばサムライと称ぶ国の夏

‪#‎haiku‬ ‪#‎俳句

‬ 　夏籠もりや喝は国会前に飛ぶ

 　是非もなし灼ゆる路上にタタラ踏む

 　暴挙をば武士と称ぶ国の夏

 　日本灼ゆ怒（ヤツコゴコロ）で誰を打つ



　 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句 名ばかりの亭主移らふ蚊遣りかな

‪#‎俳句‬＃haiku ‪#‎梅雨空

‬ 　名ばかりの亭主移らふ蚊遣りかな

 　気塞がり梅雨の晴れ間を少し明け

 　病むひととほど好き距離の梅雨の空

 　梅雨空のくらさ子猫の目は清みて

‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

　　　　★文字は俳人金子兜太翁。揮毫して参加の意思。

澤地久枝のよびかけ

アベ政治を許さない！！

７月１８日（土）午後1時きっかり
同じポスターを全国一斉にかかげよう

みなさんへのお願い　よびかけチラシはこちら→アベ政治を許さない (7/7版）

アベ政治の非道に、主権者一人ひとりの抗議の意思をいっせいに示そう。
全国共通のスローガンを、同時に掲げる。言葉は

”アベ政治を許さない”

文字は金子兜太さんが書いてくださいました。

掲げるポスターはコチラ⇒アベ政治を許さない

Ａ３の大きさで掲げて下さい

　　　「セブンイレブン」のネットプリントで印刷できます。
　・予約番号　56685090　　　A3,　白黒　　
　　　　　プリント有効期限　2015/07/12　（1枚20円）

・予約番号　89697099　　　A3,　白黒　　
　　　　　プリント有効期限　2015/07/17　（1枚20円）

～～日本中に拡散をお願いします！～～

★２０１５年７月１８日（土）午後１時★

このコピーを一人ひとりが道行く人に見えるようにかかげるのです。
一人で悩んでいる人、誰にも声をかけられない人はわが家の前で、
あるいは窓辺で。
どこででも、あらゆる形で。
東京は国会議事堂前、その他主要駅頭などで。
全国すべての駅、学校、街、村、会場の外など。
示すのは勇気のいる世の中かもしれません。
「許さない」勇気が試されます。
政治の暴走をとめるのは、私たちの義務であり、権利でもあります。　　

（澤地久枝）

７月7日現在呼びかけ人　★１１０名★

瀬戸内寂聴　金子兜太　落合恵子　小山内美江子　小森陽一　鳥越俊太郎
渡辺一枝　朴慶南　小出裕章　池澤夏樹　窪島誠一郎　崎山比早子　いせひでこ
小林節　石原昌家　浦田一郎　西山太吉　むのたけじ　村田光平　横湯園子　
椎名誠　上野千鶴子　なかにし礼　高畑勲　松元ヒロ　浅田次郎　日野原重明
湯川れい子　佐高信　鎌田慧　雨宮処凛　森村誠一 宇都宮健児　浜矩子　
池田香代子　崔善愛　神田香織　福島瑞穂　照屋寛徳　志位和夫　古賀茂明
山口二郎　豊島耕一　柳田邦男　加藤哲郎 武藤類子 木内みどり 林郁
妹尾河童　黒田杏子　石原昌子　玉井史太郎　坂田雅子 宮子あずさ　高橋哲哉
上原公子 大石芳野 もろさわようこ 河合弘之 渡辺治　中野晃一　
早乙女勝元 小室等　本橋一成　糸数慶子　岩崎貞明　樋口聡　新崎盛吾
永田浩三　山田朗　森まゆみ　青木理　倉本聰　アーサー・ビナード　
吉田忠智　細谷亮太　前田哲男　井出孫六　牧太郎　野見山暁治 大脇雅子
石川逸子　新谷のり子　山本宗補　辛淑玉　高橋竹山　有馬頼底 平山知子
三上智恵　竹内修司　北村肇 色平哲郎　鎌仲ひとみ　石川文洋 門奈直樹
桂敬一　神山征二郎　赤嶺政賢　有田芳生　穀田恵二　原寿雄　柴田鉄治
川﨑泰資　中尾庸蔵　見城美枝子　林克明　矢口周美　斎藤貴男　永六輔
澤地久枝
（以上１１０名　順次発表）

俳句 悪の王が道押し来る土用波

　ＮＯ ＷＡＲ！夏の光を弾く板

　悪の王が道押し来る土用波

　朝かほは空へ九条を守り巻く

　夏桔梗強権に怖じぬ雲の群れ

#yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo #季語　#俳句　#haiku

俳句 裁縫女ひとりも居ずに星祭る

#俳句　#七夕

 　裁縫女ひとりも居ずに星祭る

 　七夕や雨一息の愛くるし

 　星祭温き恨みを閨室に踏む

 　櫛ひとつ七夕妻と吾がありき

 #yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

俳句‬ 忘れ花ちかしきが死も数とれば

‪

#‎俳句‬

　梅雨曇り不意に躯を焼き死ぬる人

　夢に見え蛍はとべり海の声

　蛍顕つ処知らずに反戦歌

　忘れ花ちかしきが死も数とれば


‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句 天の火に蓬葎も萎えしかな

#俳句

 　　天の火に蓬葎も萎えしかな


　*蓬：ヨモギ *葎：むぐら：広いく生い茂る草。茂み。

俳句 焼上の飛魚が目の白さかな

‪#‎俳句‬ ‪#‎haiku‬

　焼上の飛魚が目の白さかな

　夕凪に飛魚とべり目間に

　発つ君の返り見今も山開く

　切り奪りし夏もて川のひと流


‪　#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句 鵜飼火や漁どる人の眼鋭し

‪

#‎俳句‬ ‪#‎haiku

　鵜飼火や漁どる人の眼鋭し

　うかいびやすなどるひとのまなことし


‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句 盾並の古墳を圧す雲の峯

‪#‎俳句‬ ‪#‎haiku‬

 　蒲公英ね是も戦の日々を知る
 　　たんぽぽねこれもいくさのひびをしる

 　焦がし根のたんぽゝ珈琲の薄苦さ
 　　こがしねのやんぽぽこーひーのうすにがさ

 　盾並の古墳を圧す雲の峯
 　　たたなみのこふんをあっすくものみね ‪

　#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

#俳句 短夜や老女となるも先に起く

#‎俳句

　短夜や老女となるも先に起く

　明け易き水の気配と紙の舟

　‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句 五月雨や猫の分まであじを買ふ

#‎俳句

　五月雨や猫の分まであじを買ふ

　#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬ ‪#‎五月雨‬

俳句‬ 夢一夜儂が見たのは瓜の花

‪#‎俳句

　夢一夜儂が見たのは瓜の花

　‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬ ‪#‎瓜の花‬

俳句‬ 十七の ブロツコリイ♡ 初夏のいろ

‪#‎俳句‬

　解けかけのパズル放さず夕焼けて

　十七のブロツコリイ♡初夏のいろ

　空を抱く腕の虹いろきみ稚し

　#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

貴女に千のキスを Muitas saudades de voces! Mil beijoss

若草緑の風でできた
時の
ミラージュ
寄せ波が消した
あなたのしぐさ

生地の微笑み
追憶はときに花園

薔薇の香のする本
時ならぬ雷鳴
通り抜けた一瞬という天使

思えばさみしい
だから投げるキッス千たび

 Muitas saudades de voces! Mil beijoss

http://bit.ly/1IonLHF

　

　 * Muitas saudades de voces! Mil beijoss
：あなたの声が聞けなくてわたしは寂しい、たくさんのキスを。といった意味。

俳句‬ 夏草や刈りし者ども去りし空

‪#‎俳句‬

　歩行者を通し万緑風渉る

 　夏草や刈りし者ども去りし空

 　蟻んこと暑いねウンと云い交わす

 　万緑や唱ひ始めし村の雨

 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句‬ 亡き人の声する樹あり夏木立

‪

#‎俳句‬

　　 　亡き人の声する樹あり夏木立

 　 　 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句‬ 雲の峰背丈に余る草を薙ぐ

‪#‎俳句‬ 　 　雲の峰背丈に余る草を薙ぐ

 　 　 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬.

俳句‬ 敵意去りし野猫を抱けばねぶの花

 #‎俳句

‬ 　敵意去りし野猫を抱けばねぶの花

 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬ .

俳句‬ おずおずと悪意波寄す毛虫の毛

‪#‎俳句‬　毛虫といふ生命

　いと愛しとつい踏みつけぬ毛虫の死

　おずおずと悪意波寄す毛虫の毛

　詩も何も毛虫毛虫の生を生き

‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎季語‬

俳句‬ 戦争を国会を掴む日が灼け

‪ 

#‎俳句

‬ 　水無月の正午日溜りが宙に浮き

 　戦争を国会を掴む日が灼け

 　あした無しきょうを戦争法案が漂(う)く

 　この国が軋みし夏鉄路の休暇

 　巣に集る蟻の一匹デモ校歌

 　６０年安保以上に心が夏へ

 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬.

俳句 放心のつゞける如し花樗

‪

#‎俳句

‬ 　花楝此処で別れむ旅のつれ

 　朝念佛あふちの花は梢まで

 　放心のつゞける如し花樗

 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎あふち‬
*あふち：栴檀のこと。樗、楝。

俳句‬ どくだみや寸分も无き問衾

‪#‎俳句‬

 　どくだみや花は爾らず然に非ず

 　どくだみや寸分も无き問衾

 　十薬やけふこそ来たれ證す可し

 　知られざる愛どくだみの十字花


　 ‪#‎yoshidam‬ ‪#‎haiku‬ ‪#‎jhaiku‬ ‪#‎fhaiku‬ ‪#‎kigo‬ ‪#‎ドクダミ‬ ‪#‎十薬‬

俳句 咲く時も散る時も夏薔薇自身

#俳句

 庭も身も薔薇花盈てり君癒えぬ

 　にわもみもばら はなみてり きみいえぬ

　咲く時も散る時も夏薔薇自身

 #yoshidam #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

俳句 立ち濡れつ卯月は橋の優しくて

#俳句

　卯の花腐し小窓辺で蝶が待つ

　立ち濡れつ卯月は橋の優しくて

　通り雨向ふは晴るゝ五月かな

　大通りへと緑益す風の影

 #yoshidam #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

俳句 心解きしメールや著莪を揺らせをり

#俳句

 　著莪の花群る法面を吾が座とし

 　ケイタイが著莪を震はせ着信す

 　心解きしメールや著莪を揺らせをり

 #yoshidam #haiku #jhaiku #fhaiku $kigo #季語

俳句 箸紅し独りの膳の花菜漬

#俳句

 　箸紅し独りの膳の花菜漬

 #yoshidam #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

俳句 夏てふとなり屋根風を押し渉る

#俳句

 　白蝶も黄蝶も岸へ往きましき

 　夏てふとなり屋根風を押し渉る

 　ひらひらと一頭夏の蝶羨し

 　夏蝶や昼焼くパンの焦げ加減

 #yoshidam #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo "季語

俳句 てずからのメシは一品四月尽

#俳句

 　てずからのメシは一品四月尽

 　つばくらめ卵(こ)を抱く夜々の星潤む

 　酒滴下(たら)す吾も五月の照り出でむ

 　国家天下されどされど五月晴れ

 　命(めい)なれば死地へ征(い)くかえつばくらめ

 #yoshidam #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語

俳句 紋白も来て光る日の外ランチ

#俳句　五月の空に

 　紋白も来て光る日の外ランチ

 　誰がために鐘は鳴ると燕の乱舞

 　五月のように流れよ空みたいに他人で

 #yoshidam #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語