2007年4月7日土曜日

ワッハ上方の通行手形?

2006年12月13日


       島田神助の手形 ぐいっと誰より強く押してある(ふふふ)↑


 画廊へ同級生の個展を見に行った日のことだ。

 知り合いのアトリエが手がけた仕事を見物しに
 『ワッハ上方』へ立ち寄った。

 ジュンク堂書店に行くついでだった。実は隣がワッハ上方なのだ。
 ワッハ上方の中に吉本のお笑いタレントのひとたちの手形が
 床に埋め込みで並んでいると聞いたのだ。
 ひとつひとつ芸人さん達のところで手形の石膏型をとり、
 それを何度も型に起こして最終的にブロンズのプレートにし
 床に埋め込んでいる。なるほど、あるある。大助・花子、池乃めだか、
 いくよ・くるよ、島田神助など。
 彫刻家の仕事のエリアもいろいろな形に広がって裾野は広い。

 ★- でも、気付いたことがひとつ…
    島田神助の手形のあるプレートの左の縁の舗石が剔ったような
    痕跡がある…誰かがわざと加えた手の痕だ。
    たぶん「あ、神助のてがたやんか、
    持ってたら自慢できるし、高こう売れるやんか…」
    と思って手を出した痕だ。

    ひとを和ませる「手形」という手の跡と
    眉をひそめさせる、悪戯という手の痕と。

    二つのものを同時に見てしまった
    ワッハ上方の一時だった。

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