2006年12月13日
島田神助の手形 ぐいっと誰より強く押してある(ふふふ)↑
画廊へ同級生の個展を見に行った日のことだ。
知り合いのアトリエが手がけた仕事を見物しに
『ワッハ上方』へ立ち寄った。
ジュンク堂書店に行くついでだった。実は隣がワッハ上方なのだ。
ワッハ上方の中に吉本のお笑いタレントのひとたちの手形が
床に埋め込みで並んでいると聞いたのだ。
ひとつひとつ芸人さん達のところで手形の石膏型をとり、
それを何度も型に起こして最終的にブロンズのプレートにし
床に埋め込んでいる。なるほど、あるある。大助・花子、池乃めだか、
いくよ・くるよ、島田神助など。
彫刻家の仕事のエリアもいろいろな形に広がって裾野は広い。
★- でも、気付いたことがひとつ…
島田神助の手形のあるプレートの左の縁の舗石が剔ったような
痕跡がある…誰かがわざと加えた手の痕だ。
たぶん「あ、神助のてがたやんか、
持ってたら自慢できるし、高こう売れるやんか…」
と思って手を出した痕だ。
ひとを和ませる「手形」という手の跡と
眉をひそめさせる、悪戯という手の痕と。
二つのものを同時に見てしまった
ワッハ上方の一時だった。
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