2013年7月22日月曜日
2013年7月20日土曜日
俳句 : 夏から秋へ 或は ほのかな恋
かなかなや里の夕日に犬痩せて
かなかなやさとのゆうひにいぬやせて
野の闇に蛍一つを見て往にき
ののやみにほたるひとつをみていにき
七夕にあてもなく来て泊りしか
たなばたにあてもなくきてとまりしか
着流しの肩動かさず蚊を叩く
きながしのかたうごかさずかをたたく
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俳句 : かなかなとわたしと
2013年7月18日木曜日
俳句 : 伊勢の旅 昔を今に
甘咬みや雲の伊勢路の夏の恋
あまがみやくものいせじのなつのこい
跡隠す神は伊勢風青あらし
あとかくすかみはいせかぜあおあらし
海女語伊勢の島廻の人ひでり
あまがたりいせのしまみのひとひでり
夏の旅、それはエロスに出会う旅であり、凄絶の過去に出会う旅であり、哀切と不在を感じる旅である。また吹く風も涌く雲も死者の記憶を争う旅でもある。個人と歴史の相克をたどる旅である他ない旅である。
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2013年7月17日水曜日
2013年7月16日火曜日
2013年7月15日月曜日
俳句 : 夏:夜の窓
蛾の数の夜毎に増えて梅雨終わる
がのかずの よごとにふえて つゆおわる
蛾の羽音消して近づく夜の雨
がのはおと けしてちかづく よるのあめ
蛾を咥え守宮は横へ退き見えず
がをくわえ やもりはよこへのき みえず
どれほど激しい降りでも夏の夜には雨はどこか優しい。
梅雨が明けてから夜窓辺へやってくる蛾が増えた。
大きなのもいます。
雨の降る音を聞いているとこころが休まるのを感じます。
今夜もやもりと静かな時間を過ごします。
やもりよ其処に居るのは知っているのだよ。
ぼくもお前からは見えないわけだ。
除虫菊製の蚊取り線香もまっすぐな煙を昇らせています。
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2013年7月14日日曜日
2013年7月11日木曜日
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