2014年5月15日木曜日

俳句 夜明かして編集了り柿の花



  夜明かして編集了り柿の花

  新茶の香背に朝日もて読む紙面





#俳句 #新茶 #柿の花 #初夏 #.初夏の夜明け

俳句 春終わる



 白砂糖水に溶くやう春終わる

 後追ひの心もとなや暮るゝ春



#俳句 #春終わる
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安倍自公政権の解釈改憲の暴走が ぼろぼろ論理でもとめどなく続いている。

安倍自公政権の解釈改憲の暴走が
ぼろぼろ論理でもとめどなく続いている。
昨夜の国会包囲の人間の鎖(ヒューマン・チエーン)は
危機感を持っって集まった人々の意思の形だ。
国会の中だけで全てが決まるわけではないことを
目に見え耳に聞こえる形にしている。

首相が替わるたびに内閣の替わるたびに憲法秩序が替わるような国は危ない国だと国中の人々が考え始めたからこそ焦ってもいるのだろう。

憲法九条がこの国の平和を守ってきたことが却って鮮明になってきた。

軍事へ傾斜してもさっぱり安倍外交は先が見えない。
今こそ九条に忠実に平和な東アジアを創出しようという意志を持って解釈改憲に反対するときだ。日本の外交的な力の基礎は平和憲法だ。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-14/2014051401_01_1.html

俳句 街なかの揺るるベゴニア夏光る 5/15



 街なかの揺るるベゴニア夏光る




.#花言葉 #幸せな日々 #俳句 #今日の花 #ベゴニア #四季咲きベゴニア #五月十五日


 ベゴニアや庭に五月(さつき)のみどり濃く






2014年5月14日水曜日

俳句 紫蘭咲くひとなき森や雨の声

夜まで降っていた雨は上がっています。
少し涼しくなるのでしょうか。今日も暑くなるのでしょうか。

ニュースは今年がエルニーニョの年で
冷夏になるだろうといっておりました。

 今日の花の句 五月十四日 

  紫蘭咲くひとなき森や雨の声




紫蘭(シラン)夏の季語。蘭は秋。
関東以西の山野に6月ごろまで咲くそうです。

迷っています。
紫蘭咲くひとなき森の雨の声

のほうがいいかと。

2014年5月13日火曜日

俳句  アイリスに白き雨の手程も無し



  アイリスに白き雨の手程も無し




#俳句 #今日の花 #ドイツアヤメ #ジャーマンアイリス #五月十三日




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俳句 夏に入る



     ひときはに照り曇りして夏に入る

     夏に入る森は静かな雨の時


# haiku #jhaiku #kigo #俳句 #季語 #夏に入る

俳句 若葉雨



        円光やわか葉の森が蝶を吐く

        止め処なき樹の泪かな若葉雨

        若葉雨毛むしも吾も濡れ光



 #俳句 #若葉雨


2014年5月12日月曜日

俳句 鉄線花 五月十ニ日の花


俳句 「ゴーシュの夏」




家で体を酷使してしまった。

修理仕事だが窮屈な恰好でしかも首尾が上手くいかないときは疲れが倍です。
へとへとになり投げ出して思案。道具を工夫してから再開です。

#俳句 <ゴーシュの夏>というイメージを「自分課題」で作ってみました。



 かにかくに ゴーシュの夏は一度きり



.画像はジブリ作品のDVDの画像から借りています。
私は絵本で別のお気に入りがあるのですが
画像がなかったのでジブリ作品を借りました。

2014年5月11日日曜日

去年の夏は母がいた

 去年の夏は母がいた


  だまし舟はゝに惑ひし遠き夏



https://twitter.com/gattendavinci/status/349638159774146560



  母の日や物言ひかけて又寂し

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俳句 杜若 五月十一日の花


俳句  絵の中に椅子置いたまま 麦畑

#俳句 #季語 #ゴッホに #麦の秋

       
    絵の中に椅子置いたまま 麦畑




#ゴーギャンに #夏の夜


   男女にてま昼に夏の夜をえがく





#ピカソに #夏 #冷たいもの


     夏冷ゆる女の尻と佳き酒と






俳句 夏座敷 透けてあなたの 花筺




#俳句 『花形見』

     夏座敷 透けてあなたの 花筺

      なつざしき すけて あなたの はながたみ


#俳句 #季語 #夏座敷 #haiku #kigo #jhaiku





http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%AD%90

2014年5月10日土曜日

俳句 存在の潮目に浮きて夜光蟲






            存在の潮目に浮きて夜光蟲




夜光蟲の季語は晩夏






#俳句 #haiku #kigo #季語





2014年5月9日金曜日

短歌 

きのふの空のありどころ: 短歌 対象を失うということ:


   二人見し海こゑもなく動きけり術なくひとり送りし夜を

  人ごこち忘れ果てたる荒ら身は湯舟に深く深く沈めり


 荒ら : あばら



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俳句 いのちの季節・初夏

何としよう、連休に家で疲れたのか?転寝してしまった。とほほだ。
昼だ昼餉の支度に取り掛かろう。

目が覚めたら手もとに立てたホワイトボードの句が手直しを求めていたので直してみた。
いのちの歌う歌が俳句といえる自然さをめざすのだと、思うのだが、はてさて。人目に晒すのが一番、自分から切り離すと客観視に近づくと思う。日記みたいなものが、ちょっとだけ自立して詩になる、それが嬉し。

#俳句 #燕 #夏の雷 #病葉 #わくらば #緑濃し

 つばくらや向かいの猫の老いにけり

 夜みたび鏡ひかりぬ夏の雷

 病葉や皆約束を生くるなり

 約あれば樹は日をかさね緑濃し

病葉:わくらば

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俳句 草の家



蒼天や草の奥処に草の家



俳句 緑内障又すすむ


眼の隅に土星は見えつ遠蛙



2014年5月6日火曜日

俳句 季は初夏へ





俳句 季は初夏へ

    萬緑や七つ曲がれば湖光る

   初夏の風家出の猫が坂を往く

   瀬音聞くバイクの旅や夏木立

   クロッキー重ねて画紙に余花の妻

   青天井さて、まだ鳴かぬ里の蝉

日中不再戦。二度と日本と中国は戦争をしない。 このことをいつもいつも思いながら 詩を読み学び考えて行きたい



唐詩を読む会に行って来ました。
『唐詩三百首』の鄭畋「馬嵬坡」。 

遥かな遠い過去の詩を読むといっても 
読み方によっては徒事ではないものを 自分の心身に抱え込むことにもなります。 

日中不再戦。二度と日本と中国は戦争をしない。 
このことをいつもいつも思いながら 詩を読み学び考えて行きたいのです。

 そのためには本当に物事を丁寧に深く真面目に考えなくてはと思うのです。 

日本でも中国でも帝国主義の侵略戦争に反対し 
両国民と世界の平和を願う民衆のために頑張った知識人達がいた。 

今もまた新たにそういう交流と連帯が見直され作り直され固められなければならない時期にあると感じます。 

一通の電報の弔文。

 日本のプロレタリア文学の旗手の一人小林多喜二が警察署で特高警察に虐殺されたことに対して中国より届いたもの。

 「日本と支那との大衆はもとより兄弟である。 
資産階級は大衆をだまして其の血で界(さかい)を描いた、又描きつつある。

 しかし無産階級と其の先駆達は血でそれを洗っている。

 同志小林の死は其の実証の一つだ。
 我々は知っている、我々は忘れない。 
我々は堅く同志小林の血路に沿って前進し握手するのだ。 
                                          魯迅 」 

この歴史に残る文章は中国の著名な作家魯迅のものだ。

 この後多喜二の遺族への救援資金の寄付呼びかけ文の起草に参加し呼びかけ人署名にも名を連ねた丁玲の夫もこの二年前に国民党の特務に暗殺されている。 

両国で行動する知識人は血の弾圧を受けながらも連帯を諦めなかった。 

ここにある情熱的友誼の精神は消えてしまうのか?

 日本人も中国人も、今とっくりと考えるべきではないか。 

かって流された血と涙の記憶とともに日中平和友好条約が存在することを。

 中国人の愛国有理とか日本人の嫌中とかは 
その無知と自大からしか出てこないのではないか。 

自分の水準点、立脚点を固めるために

 私は私の愛する詩を深く深く読みたいと 思う。

動かないために、動かされないために。

俳句 アライグマ出現す


浣熊軒に睨めり 四月尽

妻と茶の庭草丈の高いこと

手の入らぬ庭も風来て立夏なり



2014年5月4日日曜日

俳句 燕の巣作り

燕が巣をつくっている

 星有って眠れつばくら絲綢の夜

 ほしもってねむれ つばくら シルクのよ

明るく綿密な感じの夜空を戴いて巣に眠る燕のことが思われてなりません。





2014年5月3日土曜日


 怖さのある情景を俳句にして見たいと思いました。

 笠下のののめ麦のめ日没雨

  かさしたのののめむぎのめいりひあめ





2014年4月20日日曜日

俳句 春を歩けば棒に当たる


 尾を立てて寄り行くと見ゆ桜道

 


  子猫連れの人

 満城の桜背にしてにあと啼き





 夕暮るゝ水のゆくへや追うて散る





野の風呂の裸体に花の信到る





 

2014年4月8日火曜日

俳句 為す無き日



 為す無き日 蝶の斑ら気を見て居ぬ

 なすなきひ ちょうのむらきを みておりぬ



俳句 夜道のちょっと不思議な感じ 



 月朧ろ 岬へ出づる蝶の道



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俳句 遠い日々が近くなったりする春に



 キスした日 まだ眩めいて 菜花月

 春はちょっと可愛らしい思いでもあったりして




実は写真も句もみな創作です。



2014年4月3日木曜日

俳句 三月の後の四月


 あの春の桜は此処ぞ今を咲く

  桜さくら跡形も亡き故郷かな

  ともに見し花明るうてしづかなり

  とをさくら儂(わし)もあんたも人のはて

  水逝くや花満開の翳る下



 さんぐわつの蓋とぢたまゝさくらかな