2013年6月7日金曜日

俳句: 蒼き山越えて遥かな祝婚歌




   髪洗う背に窓の月夏ごゝろ     

   滴るや歩を緩めつゝ山の坂 

   蒼き山越えて遥かな祝婚歌 


三句目は写生句ではなく想像ですが、
結婚式は挙げなかったふたりだけれど、
二人でいくつもの山を越えて来た。
山道に響いてくる何かの歌は
歩いて行く二人には遠くから響き来る
祝婚歌にも聞こえるのだった、


というような話です (^^;

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