2012年7月6日金曜日

2012年5月30日水曜日

真実はどこに?


真実はどこに? WHOとIAEA 放射能汚染を巡って


俳句


老残の者は遠く若き日の無残を想うて止まぬことがあり…

2012年5月24日木曜日

わたしんちの「金環食」


腰痛と不手際が重なってわたしの金環食体験は不運な結果になった。
初めは薄曇りの空模様で良い感じであった。

雲が切れたら案外強烈な光線が顔に当たる。
入手できなかったので専用のグラスがないので直視は無理。

加えて肝心なときにまた雲がかかってどうにもならなかった。

気を取り直して道ばたの蓬草を摘みとって黒いノートに翳して
ピンホール効果を鑑賞する。
笑っている口元みたいな日食の太陽がたくさん散らばって見える。

いろいろ影を変えながら楽しんでいたら
背中のところで間近く一声鴬が嗤った。

昔天文少年、今は耄碌、けきょけっきょ~

そんなことはないぞ。
自分で旧暦を作成できるように勉強しておるのだぞ。
古代史の勉強になるからの。

     季語「麦を刈る」 の句


衝く穂先 麦総立ちで刈られ居り

刈り取りてずっしり腕に穂麦抱く

「春の恋」「きたもえ」麦刈り「ハルユタカ」

麦刈る日 奈良を出で行く薬売り



風走り 麦騒ぎ 刈り薙げば 月 




蜂と過ぎる小手毬の花 無垢の露  過(よ)ぎる



母笑う声あどけなく 麦の秋



水張田 立ち去る影のハレーション  

2012年5月20日日曜日

初夏になるが感じが鈍くて



鵜の頚や 夜川の篝火 匂ふ刻
うのくびや よかはのかがりにほふとき 


萍も 揺ら揺ら無音 水明かり 
うきくさも ゆらゆら むおん みづあかり 


萍や 歌うて遠き 帰り道 
うきくさや うたうてとほき かへりみち 


夕づつや われ知らず散る 竹の秋 
ゆふづつや われしらずちる たけのあき 


新仏に遠慮がちなる鮎の膳 
しんぼとけに えんりょがちなる あゆのぜん




どうも力が入らない。腰痛の具合のせいかもしれない。