2010年12月13日月曜日

師走を感じる雨の日


夢に遭ひ師走に惑ふ女坂

冷たい雨が降ってきた。
京都女子大は東山の斜面を上がる道の先。
その坂道は登下校時、妙齢の女たちでいっぱいだから
女坂というらしい。
雨月物語で有名な江戸時代の大阪の作家
上田秋成はこの坂の大学への上がり口の寺で眠っている。

卒論を書きかけのガールフレンドとその寺を訪ねたことがあった。
寺から出ると女性ばかりのの濁流(失礼)に呑まれそうになった。
そのときのガールフレンドも今はこの世の人ではなくなった。


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