暑い。
もうすぐ八月だ。
熱帯夜の夏日は心身ともにつらいが
どこかで暑さを頼っている自分がいる。
今日、またしても調べもののついでに読んでしまった
あるサイトの記事。
『徒然はるかさん』(リンク)というサイトの筆者による
映画を見ての感想文だが
現実の歴史の断片がくっきりとかいまみえた。
世代を越えて流れる
地下水脈があることがわかる。
歴史と言う記憶は
このようなものを含んで成り立っているのだ。
一部の引用では全体の印象が伝えきれない
それで文章の紹介は控えるので
ぜひ見に行って読んでもらいたい。
特別に新しいことが書かれてあるわけではない。
しかし祖父から孫へ伝えられた言葉と
それを受け止めた孫の感銘が伝わる文章だ。
文章が熱を持っているように感じられるのは
高知人の熱血と言うわけではないだろう。
誰でもがそうあってしかるべしなのだと思う。
題して一人でも多くの日本の若者にこういう実際の体験が伝わってほしい。
今なおニューギニアの山中には打ち捨てられたままの
若い日本兵たちの白骨が眠っているのだから。
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