2008年6月14日土曜日

行き帰りに散策する興福寺で

若い時は
鹿などに興味はなかった。

それがどうだ。

気づくと佇んで観察している自分がいる。














若い雄鹿の美しい角に見とれる。
なかなかハンサムじゃないか。


足元には松笠がたくさん落ちている。












芝の上は
他にも落し物は多い。


勿論。











鹿の糞(フン)です(笑)


しとしと芝を濡らしていく通り雨も
奈良には似つかわしい落し物であるかも。

わたくしYohもたいてい何か落し物していきます。

長いあと引く溜息とか
びっくりマークとか
今日はたっぷり聴かせてもらった
ショクニホンギの第十五巻の数条から
生まれ落ちたため息やビックリさんたちである。

地下にある近鉄奈良駅に隣りするスターバックスで
安コーヒを飲みマッフィンを頬張って
帰る道すがら週に一度の短い幸福が
足取りを軽くしてくれる。

公園の鹿たちのまなざしも
澄んできれいに見える気がするのは
気の所為でしかないだろうが。

あとはどれかの店によって
カミサンの「おかき」を
購って帰るだけという安心感…

若い人たちには気付きにくい
ちいさな安らぎだ。

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