鹿などに興味はなかった。
それがどうだ。
気づくと佇んで観察している自分がいる。
若い雄鹿の美しい角に見とれる。
なかなかハンサムじゃないか。
足元には松笠がたくさん落ちている。

芝の上は
他にも落し物は多い。
勿論。

鹿の糞(フン)です(笑)
しとしと芝を濡らしていく通り雨も
奈良には似つかわしい落し物であるかも。
わたくしYohもたいてい何か落し物していきます。
長いあと引く溜息とか
びっくりマークとか
今日はたっぷり聴かせてもらった
ショクニホンギの第十五巻の数条から
生まれ落ちたため息やビックリさんたちである。
地下にある近鉄奈良駅に隣りするスターバックスで
安コーヒを飲みマッフィンを頬張って
帰る道すがら週に一度の短い幸福が
足取りを軽くしてくれる。
公園の鹿たちのまなざしも
澄んできれいに見える気がするのは
気の所為でしかないだろうが。
あとはどれかの店によって
カミサンの「おかき」を
購って帰るだけという安心感…
若い人たちには気付きにくい
ちいさな安らぎだ。
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