ページ
万葉集原文
万葉集 読み
續日本紀
敦賀原発の海
2015年12月21日月曜日
俳句 物言はぬ妻と凩聴く時間
♯俳句 ♯冬の日
物言はぬ妻と凩聴く時間
炭火熾し窓物語好し長し
何ぞ優し無為の冬日の人の影
変り無き炬燵蜜柑の嬉しさよ
*熾す:いこす、はいこる。関西弁で火を起こすこと。炭をいこすすなど
*優し:やさし。うしではありません。
*何ぞ:なぞ。nansoがnazoに。
2015年12月19日土曜日
俳句 人生のシミ余白まで冬日浴ぶ
#俳句
人生のシミ余白まで冬日浴ぶ
これがまあ己れ難儀な冬の坂
冬たちぬ残陽に向く樹の無口
#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語
2015年12月17日木曜日
俳句 友のまま果てしか烈し師走風
♯俳句 ♯冬の蝶
友のまま果てしか烈し師走風
そといへど寒さにことばつい強く
蝶迷ふ雲の去来を背に迷ふ
われとなき心に映ゆる冬の蝶
#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語
2015年11月7日土曜日
#短歌 二首 残日雑記
若き日に一緒に撮りし一枚のやうに恥じらひ朝日に竝らぶ
黒髪に若やぐきみを忘れさう見知らぬ沈黙目の前へ立つ
#tanka #jtanka #ftanka #老人病
俳句 逢はでゐる逢いたきひとや秋刀魚焼く
#俳句
ひとりごち後は秋刀魚の焼くるまで
逢はでゐる逢いたきひとや秋刀魚焼く
#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #季語
短歌 何時だって独りのときは明るいね尾花に化った狐よ狐
#短歌
歩いてる拳つくって野道を独り対戦者有たないのにな
何時だって独りのときは明るいね尾花に化った狐よ狐
#tanka #jtanka #ftanka
2015年9月24日木曜日
俳句 風の門は揺れ起つ草ぞ秋櫻子
#俳句 #Haiku
風の門は揺れ起つ草ぞ秋櫻子
此の地より戦有らせず七十秋
鰯雲を掃く如きデモの声
明日も見ゆ明後日もまた鰯雲
#yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo
2015年9月19日土曜日
俳句 国会の門閉じたまま秋の朝日
2015/09/19早暁
とうとう夜明けまで抗議は続けられた。
若者ら夜明の秋に美となりぬ
皆口々に終りでなく始まりの始まりだと…
未来問う出立の朝秋晴れて
国会の門閉じたまま秋の朝日
.
深夜の自主的な「討論 自分大学、自分学問」が続いていた。
平和な未来を世界と日本に確保するための問い。
僕はこの人たちを尊敬せずにいられない。
共感と愛を持って見つめたい。
平和と民主主義の火を未来へ次ぐ者よ。
2015年9月3日木曜日
俳句 若者の自分も連れて秋天下
#
俳句
#
haiku
何ぞ動いで立つときのアキアカネ
訴うと決め街路へ秋の色深む
若者の自分も連れて秋天下
#
yoshidam
#
jhaiku
#
fhaiku
#
kigo
2015年8月5日水曜日
俳句 夏雲におーいと呼びて影となり
#俳句 #季語
遠き日の益して遠くへ蝉時雨
夏雲におーいと呼びて影となり
迷彩のTシャツ着終え庭花火
亡き人を映せ忌日の朱夏の池
かき氷躬中の永遠へ溶け堕ちぬ
希望とはと窓辺明らめ夏の空
今日のごと明日(あした)も凛と夏桔梗
つまべにの爆ぜてほつれし遺稿かな
海暮れぬ越後上布に酒の染み
猫耳もひとを待つらし浴衣着て
鬼灯の鬼は亡き者水を乞ふ
八月の声蝉でゐて君ならず
残り蛍仄かなるかなふつと消え
ふたりゐし昔や今に鳳仙花
紙に撒くむかごは常に角まろし
街へ行かうむかごの面の吾が憤怒
#
俳句
#
季語
#yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)