2014年8月6日水曜日

俳句 炎天の底なる白き反戦歌


#俳句 GAZAで軍事行動を止めろ。虐殺を止めろ。




 炎天の底なる白き反戦歌

#haiku #jhaiku #fhaiku #yoshidam #kigo #季語 #炎天

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俳句  二度転けぬフロアに氷又溶けゐ

#俳句




 二度転けぬフロアに氷又溶けゐ

 蝉鳴きて物を干すこれ は わたし


#haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #yoshidam #蝉

2014年8月5日火曜日

俳句 短夜 日盛りに子を兵とせり戻らざり

#俳句 短夜 祖母に




 日盛りに子を兵とせり戻らざり

 日盛りの路上のほめき遠き影

 短夜や鯉なりに泥を泳ぎ行く

  #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #yoshidam #短夜 .

#俳句 扇風機に添い寝のついでヴァヴィダブビュー

#俳句





 扇風機に添い寝のついでヴァヴィダブビュー

 鱧の皮たばこが息(や)んでにじゅうねん

 夕立にものを思わぬ若さかな

 #haiku #yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo

 #季語扇 #風機 #鱧の皮 #夕立

俳句 些かなる貯金下ろすや蝉時雨

#俳句



 些かなる貯金下ろすや蝉時雨

 海暮れて小さき雷の渡りけり

 西瓜切る夏へこころの旅せしか

 天道虫雪子の指の白きこと

 酸漿や数へ直すもつみはつみ

 #haiku #yoshidam #jhaiku #fhaiku #kigo

 #季語 #蝉 #雷 #西瓜 #天道虫 #酸漿

俳句  いのちこそ消え垂んなんと又花火

#俳句



 いのちこそ消え垂んなんと又花火

 #jhaiku #fhaiku #haiku #kigo #yoshidam #季語 #花火

  垂んなんとす=なりなむとす

俳句 庭花火終りし闇が残りけり

#俳句

 庭花火終りし闇が残りけり


 #jhaiku #fhaiku #haiku #kigo #yoshidam #季語 #花火

俳句 大暑なり犬痩せ犬の顔をして

#俳句 



 大暑なり犬痩せ 犬の顔をして

 草いきれ白きてふのみ遍在す

 ツラ憎きひと来去らざり夏の道 


 #haiku #jhaiku #fhaiku #季語 #kigo #yoshidam #夏日 #大暑 #草いきれ

俳句 もの盗む子も混じりたり夕焼けて

#俳句



  烈日や匂硝子を擦りて嗅ぐ

  夏の雲何も要らないから父を

  もの盗む子も混じりたり夕焼けて

 #戦争の記憶 戦災孤児たちとほぼ同世代。

 匂硝子(においがらす)は今のアクリル樹脂だろう。 木
ぎれに擦り付けると甘い匂いがした。
焼け跡のがらくたのなかから見つけ宝物だった。

 辞書には載っていないスラングかジャーゴンにあたる幼児語かも。
俳句に使うことばではないだろうが敢えて。

勿論戦争は知らない。
 だが戦争の傷跡の記憶ならいっぱいある。
それを忘れず思い出すことに意味がある時代になったようだ。

 だから下手でも書いて置きたいと思っている。

 戦災で親を亡くした子供は他人事ではなかった世代。
母方の祖父母は店も家も大空襲で失った。
もし大正区で同居していたらどうなっていたか分からなかった。

 子供時代は近所の子はみな一緒に遊んでいた。
 年齢の違い男女の違いも問題にならない遊びもあった。
年上の子は年下をフォローできていた。
 悪い子もいたがそんな子が年下には優しかったりした。

何が美であるか不分明な時期を生きていた少年期。
 手品のような悪事に目を見張り胸をとどろかせ
大きくなってから不思議な気持ちでその子らのことを思い返した。
ハックルベリーもトムソーヤーも傍にいたのだった。

 思えば詩が土の上で発酵しているような場所があった。1950年前後。

ちょっと触るくらいしかできない記憶の塊。

匂いガラス:http://gozou.nicomi.com/memo/etc/01.html
同名のドラマ:http://youtu.be/QBURu95vEo8


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 #haiku #jhaiku #fhaiku #kigo #yoshidam #季語

俳句  もしか夕焼けと振りむく時ひとり

#俳句

  もしか夕焼けと振りむく時ひとり








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