俳句 敗けつつもにいにい蝉の京の夏 母の聴いた『玉音』放送
面伏せぬやがて明るく暑かりきと
敗けつつもにいにい蝉の京の夏
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*大阪生まれだがその日は京都東山の陶工の家に居た母とわたし。
陶器製の手榴弾など作っていた当時の清水焼界隈だ。
空襲に備えての家屋取り壊しに駆り出された母達。
父は陶器貨幣の本格製造の推進に躍起になっていた矢先だった。
その努力は一日で無に帰し戦争は終わり敗者の現実認識が日本を覆った。
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