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万葉集原文
万葉集 読み
續日本紀
敦賀原発の海
2012年11月17日土曜日
大車輪の君
はるえみていっせんのわざあゆみきぬ
春微笑て一旋の技歩み来ぬ
大車輪の得意な小柄な君であった。
いつも一旋回して笑顔でよぉーと
ひとなつかしい君であった。
女性に優しい君から粗暴なぼくは多くを学んで
若い大人になっていった。
居場所は遠く離れても志を共にして
ずっと一緒だったと言える君だった。
かつて駅で友達とともに
旅立つぼくを 送りに来てくれた君だった。
今君はひとり旅立っていった。
ぼくはひとり、ひとりで君を送る、
君を永遠へ。
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