2014年4月3日木曜日

俳句 三月の後の四月


 あの春の桜は此処ぞ今を咲く

  桜さくら跡形も亡き故郷かな

  ともに見し花明るうてしづかなり

  とをさくら儂(わし)もあんたも人のはて

  水逝くや花満開の翳る下



 さんぐわつの蓋とぢたまゝさくらかな






2014年3月29日土曜日

NHK「俳句」にもエッセイでも秘密保護法反対の気持ちを吐露しつつ、
若者への思いを書いておられますね。

新年の宮中行事の「歌会始」の選者を夫婦で努めた方ですが、
今の世情への危惧と文学的立場での社会性を踏まえての発言として
貴重な一石を投じることをされたと評価したいですね。

しがらみよりも大事なものを自覚されてのことと感銘を受けました。