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万葉集原文
万葉集 読み
續日本紀
敦賀原発の海
2013年7月6日土曜日
俳句 : 夏散居する身辺から
測るがに渓へ没する夏の蝶
蟻死して照る日に小蟻集るかな
山居には煩ひ無用ほととぎす
画集開け喜悦大暑に時を消す
夏天使来よ雑念も尽くるべし
寝息たつジブリのアニメ終るころ
集る:たかる
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2013年7月5日金曜日
俳句 : 忘れ傘 乱蝶
七夕も過ぎて伝なき忘れ傘
たなばたもすぎてつ
てなきわすれがさ
打ち水に石よりもとな蝶乱ぐ
うちみずにいしよりもとなちょうさやぐ
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2013年7月3日水曜日
俳句 : 夏の闇に寄せて
見知らざる死の生り出でて夏の闇
みしらざるしのなりいでてなつのやみ
落着かず笑ふ死者あり半夏生
おちつかずわらうししゃありはんげしょう
気の早き花火聞こえてあと静か
きのはやきはなびきこえてあとしずか
夏の闇、輝く闇、闇は死のメタフォである。ベトナム戦争の激しかった頃を追憶しての作。
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2013年7月2日火曜日
俳句 : 半夏生の日
火の過去に葉白嘘つけ半夏生
ひのかこに はじろうそつけ はんげしょう
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俳句 : 水鱧
水鱧の膳下げ来れば星の庭
旧作なのですが愛着があるのでバックを星野写真にしてみました。
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2013年6月30日日曜日
俳句 : 籠枕 夏の厨
出で入りしひともむかしや籠枕
いでいりのひともむかしやかごまくら
夏厨君が立ち居のさくさくと
なつくりやきみがたちいのさくさくと
草丈を気にし焚く火や初迎へ
くさたけをきにしたくひやはつむかえ
俳句 : 虹・やもり・夏座敷
虹を背にペダル踏みしめ海へ向く
にじをせにぺだるふみしめうみえむく
妻あらぬ窓辺やもりの腹柔し
つまあらぬまどべやもりのはらやわし
飯終へし夏の座敷にひとり王
めしおえしなつのざしきにひとりおう
2013年6月28日金曜日
俳句 : 香水
香水や一夜も越せぬ恋なりき
こうすいやひとよもこせぬこいなりき
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俳句 : 夏野菜
風とゐてままなるわれぞ夏野菜
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俳句 : 朴の花
男同士捩れたままや朴の花
をとこどちよじれたままやほおのはな
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