氷河期も夏こそ不滅滴れり
2013年5月17日金曜日
2013年5月15日水曜日
スカラベの夏
真夜を往く銀河を目途の歩をさだめ
ふんころがしという昆虫は
丸めた糞を転がして運ぶ姿が太陽を運ぶ姿と見立てられ
古代エジプト人に愛された。
スカラベという装身具は彼をかたどっている。
最近の研究でその運搬に
昼は太陽を夜は月を目標にして方向を間違えないと分かった。
月のない夜は銀河の光を頼りにして
運ぶことも確かめられたと言う。
俳句: 5月14日の作
真夜を往く銀河を目途の歩をさだめ
ひとかげの靴のところにかたつむり
全身が感電したわわわわ 夏
夏来る見出しに勝る一句出来い
出来い=こい
帰るさに樹は囀りて背を照らす
かげろふや君が立ち処の草いきれ
立ち処=たちど
氷河期も夏こそ不滅滴れり
哀し たゞ からだのなかに虹たてる
地の悪は天空にも 薄き虹たてる
天空=そら
虹を見て邪気なしいつか恋すべし
2013年5月13日月曜日
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