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万葉集原文
万葉集 読み
續日本紀
敦賀原発の海
2013年3月10日日曜日
旅立つ春
旅立ちや背で雷を聞き春を踏む
春一番吹き通る部屋子は去りて
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2013年2月16日土曜日
俳句: にわか霰の庭で
本もつて習へば軒をうつ霰
石の上霰は墜ちて散り止まず
朱き芽に中りて霰弾かるゝ
霰死ぬ指さきで溶け笑ひとつ
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2013年2月9日土曜日
俳句: はん女忌に
二月五日は武原はんさんの忌日であり「はん女忌」であった。
冷ゆるまゝ舞ひ踏みし床はん女の忌
老ひが背にあらず入りにし冬木立
小つづみの血に染まりゆく寒稽古 はん女
2013年2月7日木曜日
俳句: 雪女
冴えし夜はまぢかき星に凭る如く
きみを背に告げたきが有り冬銀河
ゆきをんなひとりの夢の又さめて
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俳句: 降る雪が…
ふる雪が老いしひとりのひふの上
人皮をがばりと
脱げば
魂の冬
われとなき経験の先 雪 々 々
センに似た少女を脱ぎて冴え返る
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2013年1月12日土曜日
俳句: 鏡餅
鏡餅 ひとの少なき里の春
挨拶す 日の出にまろき鏡餅
配偶といふ不思議 年又あらたなり
らうばいの透けるやさしい黄を愛す
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2013年1月4日金曜日
俳句: 元・旦
元日や とほく厳しき父 ありき
旦の字に ゝ て照らす日や にはす ゞ め
俳句: 年の暮れ
死にそうな古さ骨がある青い空
細い線しづかに引けば年が暮れ
俳句: 温泉の雪
雪となる湯は流れつつ身をつつみ
降る消ゆる見ゆるがまゝに妻と酌む
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俳句: 雪の道
道に雪この世を抜けて降りしきる
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