2012年8月4日土曜日

俳句 2012   銀河三句




  明けもどろ銀河飲んだる茅渟の海

  燃え尽きし星吸ひ廻るわが銀河

  君は何処ぼくは銀河の岸に呼ぶ








2012年7月31日火曜日

橋下に亜流追従群れ囃す上方壊しのつのるひと夏

自分に反対(反論)するヤツを扱き下ろすのを
ディベート(対論)と言うのだったかい?橋下流では。 


オレはお前ナンカ認めてやらんぞ、って 凄んでるだけやんか。 
可笑しいわ、変やわ。 
相手の言い分をよー(よく)聴きなはらんとーあきまへんで。


 どこかの女性記者を口撃(口角泡を飛ばして攻撃すること^^) 
した時も思ったけれど、 人に言わせる時間を奪ってまくしたてる、 
一言に自分は何十倍も喋りまくる。 


面白がってそれに喝采するようメディアは煽っても 
本ものの大阪人は白けてきてまっせ。 
 その流儀でいくしか手は無いんでっしゃろけどな。 


「自称文化人」扱いは失礼千万、 
瀬戸内寂聴はんに謝りなさい、
 と言っておきたいですね。
橋下徹訳「源氏物語」書いてからにしなはれ

「自称文化人」という悪罵は。


橋下はんが非文化人を自認したはるのはよく分かりました。けどな、
 文化人とは橋下流を見れば分かるなり、 や。

非文化人に非ざるが文化人なり。 非非文化人が文化人やな。


 橋下に 亜流 追従 群れ囃す 上方壊しのつのる ひと夏




 狂歌もどきは、


< 橋の下で騒がしい囃し声があがっているので近づくと 
何やら流の亜流や 誰かに追従(ついしょう)熱心な瓦版屋なんかが  取り巻いている輪がある。 


後ろから背伸びして見てみたら、
強いもんが弱いもんんを投げ飛ばすたびに 、
その輪からどっと歓声が上がっておるんです。


 上方のもんやおまへんやろ。 


そう思ったら地元の八尾の兄ちゃんやんか、何してまんね! 


旅に出てる間に坊ちゃん顔の兄ちゃんがすっかりオッサン顔になっとった。 


こかされてる(転ばされている)のは文楽の師匠はんたちやおませんか。 
どないなってますねん。 


< 関電さんには(何にカンデンしてしびれたのか)さっさと降参しはったのに、弱いもんにはしつこいでんな。> 


河原の橋の下やから人が来ぬのをいいことにして、


 こらぁ、ええかげんにせんかい! 


 とどなっったとこで 目が覚めました >


という白日夢ですわ。 


ほんと、
 ばか殿さまで笑いとるのはもう既におひとり、志村けんさん、おられますやん。




 泥鰌汁冷やし楽屋に届けたし 




 お見舞いの気持ちです。どうぞ早い本復を。 


 めげず臆せず堂々と。 


 市民府民は文楽を可哀そうな「愛護の若」にはいたしませぬ。 




 .

2012年7月26日木曜日

FB友達の譴責的激励を受け暑気にめげぬよう十句つくれとの難題を
かたちばかりクリア。ちょっと涼しいひと時を得ました。



 ①、死にかけの蛙ごときに夏の雷 

 ②、食紅や指透き通る蛙の手 

 ➂、放散する気体孕めり夏の月 

 ④、南風に向き胡蝶の羽化の雨催ひ
     南風(はえ) 


 ⑤、暑気疲れ 空白の町に雲が湧く 

 ⑥、昧爽の 柿の花踏み帰る路次
   (あかつきの) 

 ⑦、酒一斗 李白帰せば天の川
     李白も<李白に似た>酒豪も好きだ


 ⑧、この妻のことばが涼し 熱帯夜 

 ⑨、日に透けしかまきり避けて葉をゐざる 
             (よけて)

 ⑩、夏草や野猫のくさめ二度三度