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万葉集原文
万葉集 読み
續日本紀
敦賀原発の海
2012年3月23日金曜日
渦潮に友の大声暮れそむる
うずしほにとものおほごゑくれそむる
涅槃西風
素裸のみ魂ゆららに涅槃西風
すはだかのみたまゆららにねはんにし
2012年3月18日日曜日
埋もれて梅花に染みし細おもて
花蔭も明るし妻や梅に寄れ
亡き義母に似て来ぬ妻や白き梅
そら甘く風止みがちの岡の梅
遠く見て梅花まで至るそぞろ脚
千億の梅花 千億がみな佛心
開けきらぬ春に胡曲とベンシャーン
2012年3月11日日曜日
龍天に昇る
龍昇る 龍穴に出入りの小商人
りゅうのぼる あなにでいりの こあきなひ
3.10 ストップ原発集会の日に
山背のやま笑う 風明るんで
やましろのやまわらう かぜあかるんで
蕗の薹 木津川辺の朝餉かな
ふきのとう きづがわへんの あさげかな
春の風京に向かってのる電車
はるのかぜ きょうにむかって のるでんしゃ
卒業の句
卒業や居ぬ児も共に並ぶあり
そつぎょうやゐぬこもともにならぶあり
海去りき 百花に相別れ卒業す
うみさりき ひゃっかに わかれそつぎょうす
2012年3月9日金曜日
春暁 孟浩然
春眠不覚暁 春眠暁を覚えず
處處聞啼鳥 處々啼鳥を聞く
夜来風雨聲 夜来風雨の聲
花落知多少 花落ちるを知る 多少ぞ
【潜魚庵】
春の子ザメニ只ウツウツト
西ヤ東ト鳥サエヅルヨ
夜ノ嵐ニ雨降リ出テ
余程散ラサン夜ノ花
【井伏鱒二】
ハルノネザメノウツツデ聞ケバ
トリノナクネデ目ガサメマシタ
ヨルノアラシニ雨マジリ
散ツタ木ノ花イカホドバカリ
【松下緑】
ネムタイ朝ノユメゴコチ
チュンチュン雀モ鳴イテイル
昨夜ヒトバン雨風アレタ
花モヨッポド散ッタロウ
【拙 訳】
春の眠りの覚める間も
いたるところに鳥の声
ひと夜はげしや 風に雨
花はすっかり散ったやら
2012年3月8日木曜日
水響く雪解の渓峪に射すひかり
みづ ひゞく ゆきげのたにゝ さすひかり
川柳 正装では喋らぬがよい?
夫婦とも「喋らぬ方が良い」夫婦
女子会に正装で行く妻の理由(わけ)
革命 例えば 辛亥革命・エジプト革命
薄闇に知る白き梅 香気充ち
激動の日々荘厳す 白き梅
倒れ逝きし若者思う 夜の梅
..............1911、2011、多くの若者が革命に命を捧げたのだった。
梅花という題詠に激動の世界を配して何が見えるかやってみました。
蕪村とは遠く隔たるけれどこれもまた梅花かと。
逝きし若者に多数の女性が含まれていたことが白梅を思わせました。
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蝋梅は今日もふたりの薫る庭
らうはいは けふも ふたりの かほる には
後添いのツレとのふたり暮らしあといか程続くのだろうか。
平安に安堵する気持ちといつ終わっても変ではない年齢や身辺。
抱負と不安とがある日々が平然と過ぎていく。
辛夷咲く通りに棲めり 亡き妻と
こふしさく とほりにすめり なきつまと
貧しかった暮らし。住むというほどの立派さも無くて。
近くの家の辛夷の樹に因んで「辛夷通り」と名付け、
何も無さに抗していたのが若さという救いだったのかも。
纏めてる指の若さや桜餅
まとめてる ゆびのわかさや さくらもち
父恋し彼岸のさくら水の影
改訂して 父恋ふや 彼岸のさくら水の影
としたい
2012年3月4日日曜日
「おりん」の旅
日本人の祈り そのひとつのかたち
表示に問題があるので画面をダブルクリックし
youtubeの画面で見ることを勧めます。
2012年3月3日土曜日
いちめんのなのはな 可悲し 海へ 坂
いちめんのなのはなかなし うみへ さか
2012年3月1日木曜日
3.11へのわが想いを作りました。
降る雪や 無辜亡ぼしぬ海の上
往還に季語突き返し 北の春
昏きより昏きに往くか 梅薫る
春の海 廃墟の壁の水明かり
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オーロラ
Aurora 2012
from
Christian Mülhauser
on
Vimeo
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