2007年7月18日水曜日
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黒田三郎 【くろだ さぶろう】
大正8年2月26日~昭和55年1月8日。
市民の日常と生活感覚を、平易な言葉で書いた詩が多い。「ひとりの女に」は戦後を代表する恋愛詩集との評価が高い。
代表詩集
* 「ひとりの女に」 昭和29年
* 「失われた墓碑銘」 昭和30年
* 「小さなユリと」 昭和35年
* 「もっと高く」 昭和39年
代表作品
* 賭け
* 夕方の三十分
* 秋の日の午後三時
* 死のなかに
--- 余計な一言 ---
何も付け加えなくてもいいだろう、この詩は。
黒田三郎が亡くなったときぼくの中でも
何かが静かに立ち去っていったように思う。
戦後詩(現代詩)は難解と言われるが
黒田三郎の詩に韜晦はない。
が、その詩精神には揺るぎはない。
紛れもなく強靭な批評性があっての作品ばかりなのだ。
戦後日本の代表的現代詩人のひとりだ。
若い日のYohはこんな兄貴がいたらいいなと憬れたものだ。
代表作の詩集「ひとりの女に」は
戦後を代表する恋愛詩集と言われるし
ぼくもそう思っている。
この作品は最愛の恋人(妻)を亡くした後のやもめ暮らしで
愛娘との勝手の分らない家庭の仕事と勤めの掛け持ち
まだ癒えない痛みを酒に薄めて奮闘する自画像なのだ。
よくある様な、見た様な光景。
でもここに出現する不思議な輝きと静けさに
人生ってまじめにやっていくものなんだ……と感じますね。
ただの呑べぇに見えてもこういう暮しなのかもしれないと、
立ち飲みのサラリーマンを横目でみて通る、今夕のぼく。
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