2013年9月7日土曜日

漢詩 : 秋夜偶成

懲りない、という姿勢で何度でも拙い作に耐えて漢詩作詩に挑戦しています。 

             七言絶句 平起式 韻は平水韻 十一尤

  秋夜偶成

  桂花香閣訪無由

  破壁月明暮雨収

  往事迢迢人已去

  孤燈多感不堪秋


2013年8月26日月曜日

2013年8月21日水曜日

俳句 : 薄闇に居る



迎え火を焚かず我あり薄闇に

俳句 : 夏の終わり




振り返るほど美しき夏の悔い


蜩は夜明けを待たじ夏逝きぬ 


蜩=かなかな

月下美人



 月下美人今宵顕になりし無知

   げっかびじん こよい あらわになりし むち



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2013年8月19日月曜日

俳句 : 盆過ぎて




 迎え火を焚かず我あり薄闇に


  むかえびをたかずわれありうすやみに


 なごり坂だらだらだらり盆の闇


  まごりざかだらだらだらりぼんのやみ


 盆過ぎの身のおとろへて庭潦


  ぼんすぎてみのおとろえてにわたずみ


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2013年8月16日金曜日

俳句 : ペルセウス座流星群の夜



 我が裡の胸走り火や星流る

 流れいく星に後れて吐息かな

 流れたる星に声あり夜の川

「胸走り火」は造語ではありません。

「胸走り」と「走り火」が合わさってできた近世の言葉だと思います。
辞書にもあります。





 星流るゝ見合うて失せし君の顔

 号泣のその余は知らじ天の川


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2013年8月13日火曜日