2012年1月19日木曜日

年の暮れ雑感を詠む


冬の空はあっという間に暗くなる。その移り際の暮れ色に魅かれる。

別姓を保って暮らしたいふたりにこの国は優しくはなかった。それももう暫くだ。
民主党政権はこの点でも裏切ってくれました。でも期待外れの人生、とは言わない。

大夢は人生の比喩。夢のような人生の意。浮生夢の如し。
路地はろじ或はろしと読む。大阪では「ろーじ」とも。
蕪村の「路地の細さよ」という感慨がわかる歳になったねぇ。胡蝶は君かそれともぼくか。
奥へ奥へと迷いながら縺れ飛ぶ蝶ふたつ夢の中、人生の中、どこまで一緒なのか。

.

2012年1月16日月曜日

短詩 自由律俳句風



コンビニで買うおむすびみたいな君がなぜか心に載っている


振り返ったその娘(こ)はあの娘 もう髪切って目顔おとなで


「夢 無いよ」と言ったけど むかしと変わらない柔らかい髪だ


コーヒーの匂いがする指でピアス外して ぼくを見るな

2012年1月8日日曜日

寄合に行く

じぃじ ばぁば 集いて夜話の寒桜


大勘定の寄合は一年に一度の自治会の決算日。
    川柳一句浮かぶ。
煩悩を除いた顔か「福笑い」 


    テレビ番組を一句。
不真面目とドギツイを混ぜて『バラエティ』 

鴛鴦もレジで会うまでいきわかれ 


    クリスマスの俳句
亡妻(きみ)と買いしクリスマスローズ追憶う夜

風つよくイブの 星 映る爪の冷え




 

2012年1月4日水曜日


風つよきイブの窓べに生爪冷え

「収束」の建屋に虚し片時雨



2011年12月23日金曜日

テントで年を越すひとびと

経産省前テントもまもなく年を越す。
http://civilesociety.jugem.jp/

「収束」の建屋に虚し片時雨 蛙逝


http://civilesociety.jugem.jp/
civilesociety.jugem.jp

「東電値上げ要請 上乗せ「総原価」手つかず」 東京新聞

「東電料金値上げ 政府は抜本的支援策の検討を」 読売社説


読売新聞の政治姿勢は明確だね。原発推進、東電擁護。
さすが「正力松太郎」の息のかかった新聞だけのことはある。


八ツ場ダム続行

土建屋国家再スタート。

大臣と一緒に地元の政治屋万歳三唱。

民主党の公約違反だけじゃなく、こういう構造を変えられないことをこそ議論してくれないとね。
一方で公務員・官僚をひとくくりに経費削減の大合唱が税金の無駄使いを名目になされているのに、これはどうだというのだろう。